授業紹介「スポーツ理学療法学」について

Date : 2022-05-27 : 理学療法学科

段落1の画像

こんにちは。

理学療法学科 専任教員の岩下です。



今回は、理学療法学科昼間部 3年生の授業の「スポーツ理学療法学」について紹介します。

担当教員は「中山先生」です。



入学される学生の中から、「スポーツ分野に興味があります!」「スポーツ理学療法学の授業を受けてみたい!」「スポーツ理学療法の授業があるから九州中央を選びました!」との声を数多く聞きます。



講義は大きく分けて2つに構成されています。

前半は、ゴルフ動作における腰痛症に対して

後半は、足関節捻挫に対するテーピング療法について



前半のゴルフ動作における腰痛症について紹介していきます。

スポーツ理学療法に限らず理学療法を行う前には、まず患者さんの体調確認(血圧測定・脈拍測定など)が必須です。

理学療法を行っても良いのか?いけないのか?軽い運動を行った方が良いのか?その日の状況に応じて行っていきます。

 

段落2の画像

次に、痛みの原因について姿勢や動作、その人の特徴から考えて検査(評価)を行い、グループ毎でトレーニング内容を検討していきます。



1年生から学んできた人体の構造や特徴、動きについて思い出しながら真剣に取り組んでいました。

患者さんだけではなく、学生間でも特徴が異なるので、「なんでだろう?」「どうしてだろう?」と疑問に対してグループで検討しながら知識を深めていました。

トレーニングについては、今までの考え方だけではなく、新しい知見をもとに教えていただきます。

それぞれの段階に応じたトレーニング内容で、学生は楽しみながら積極的に取り組んでいました!



※私はトレーニング前の準備運動だけでバテバテ、、、、





 

段落3の画像

次に、テーピング療法です。



今回は、「足関節捻挫」に対するテーピングを講義で行います。

実際のスポーツ現場や普段の生活でも「捻挫」は経験する頻度が高い怪我で、部活中や試合でも経験したことがあるのではないでしょうか?



テーピングには様々な種類や特徴、効果がありますが、今回は捻挫直後を想定して行います。



初めて手にする学生も多く、テープの持ち方から切り方など、興味津々です。

 

段落4の画像

実際にテーピングを行うには、テープを貼る順番や方向、それぞれの名前を理解する必要があります。



デモンストレーションだけでは確認しにくいため、事前に作成した動画を確認しながら行いました。



初めてのテーピングで皆さん苦戦中。

捻じれたり、テープ同士が引っ付いたりと、「難しいです。」「上手くできません。」などの声が聞かれます。

 

段落5の画像

しかし、後半からは徐々に上達しており、上手な方も多い印象です。



残りの講義で徹底的に巻いて、巻いて、巻いて、確実に巻けるようになりましょう!!



「スポーツ理学療法学」は、昼間部3年生の前期に予定しております。

講義を受けたい!勉強したい!と思う方は、九州中央リハビリテーション学院で一緒に学びませんか?

是非、お待ちしております。