なんでもない宝物。
おはようからおやすみの間。
平々凡々で、なんでもない日。
実はそれが一番の幸せなのだと
歳を重ねた人は話します。
なんでもないからこその宝物、
介護を通して
磨いてあげる気持ちです。
| 学科名 | 介護福祉学科 |
|---|---|
| 区分 | 昼間部 |
| 修業年限 | 2年 |
| 定員 | 40名 |
| 取得可能な資格 | 介護福祉士国家試験受験資格 |
| 付与される称号 | 専門士 |
| キャンバス | 九州中央リハビリテーション学院 3号館 |
介護福祉士とは
介護を必要とする人の価値観や暮らしを尊重し、予防からリハビリテーション、看取りまでの変化に対応する、かけがいのない「いのち」を支えていく仕事です。そのため、お互いの信頼関係を構築していくことが重視されています。
世界に類を見ない日本の高齢社会で、さまざまな障がいや高齢により生活支援が必要になった人でも自立した幸せな暮らしが継続できるように、専門知識と技術、人間愛を通して人生の最後まで寄り添っていくのが介護福祉士です。これから先の<時代を担う人材>として社会に必要とされています。
学科の特長
入学時より自主性・社会性を養いながら、入学から間もない5月から週1日、10回にわたる介護事業所での実習を行います。利用者様や現場スタッフとの人間的なふれあいを通して、介護福祉士としての必要な知識・技術・態度を育む魅力あるカリキュラムとなっています。将来をイメージすることで自らの目標が明確になり、講義内容の理解を深めていくことができます。
また、教員は福祉・保健・医療を統合した総合的ケアの視点を持ち、豊富な現場経験を活かした授業を展開しており、情熱と教養のある極め細やかな教育・指導を行っています。
2019年度入学生からは新たに複合的カリキュラムを追加。美容や娯楽、写真や音楽などの基礎を習得できるようになり、進路選択の幅が広がりました。
カリキュラム
介護の基本
自立へ向けた介護とは何かを考え、生活支援の専門家として役割や専門性を学びます。日常生活中での活動や参加の意欲低下を予防し、集団的あるいは個別的に多様に対応しながらレクリエーションで生活機能を向上する方法を学びます。(野島教授)
医療的ケア
医療的ケア(喀痰吸引や経管栄養、緊急時の対応など)を必要とする方々の豊かな生活を支えるために、保健医療制度・人の尊厳・感染予防・解剖生理学的な基礎知識等を学び、これらを根拠とした安全で適切な技術を習得します。(川窪教授)
生活支援技術
感情で人を判断するのではなく、その人の中身を見つめる眼を養うことが介護福祉士の授業では一番大切な要素です。
生活背景や価値観の違うご利用者一人ひとりに合った〈尊厳の保持〉の観点から、理論的根拠に基づきその人らしい生活が継続できるように支援していきます。技術の習得のみならず、何のための支援なのかを他の科目との繋がりの中で考えていきましょう。(芳野教授)
エステティックケア
近年、福祉の分野において美容の役割やその効果が注目されています。身だしなみを整えることは日常生活の意欲が向上することにもつながります。
「エステティックケア」の授業では、身だしなみを整えるためのフェイシャルケアやハンドケア、ネイルケアについて、高齢者・障害者の方々ならではの心身の状況に応じた福祉の専門的知識に基づく施術法と健康効果を学びます。(川窪教授)
1年生時間割(2025年度実績)
下表は画面に収まらない場合、左右にスライドしてご覧いただけます。
前期
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1限目 (9:00~10:30) |
手話 | 生活支援技術 IV |
介護とリハビリ テーション |
人間の理解 | 介護総合演習Ⅰ |
| 2限目 (10:40~12:10) |
生活支援技術Ⅱ | 人間関係と コミュニケーション |
介護過程I | エンターテイン メント |
生活支援技術Ⅰ |
| 3限目 (13:10~14:40) |
介護の基本Ⅰ | エンターテイン メント |
認知症の理解A | 介護の基本Ⅱ | |
| 4限目 (14:50~16:20) |
エンターテイン メント |
介護過程I | 基礎科目演習 | 基礎科目演習 |
後期
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1限目 (9:00~10:30) |
介護の基本III | 介護過程II | 発達と老化 の理解B |
生活支援技術 VIII |
こころとからだの しくみA |
| 2限目 (10:40~12:10) |
生活支援技術V | 人間関係と コミュニケーション |
基礎科目演習 | 介護とリハビリ テーション |
|
| 3限目 (13:10~14:40) |
介護の基本IV | 発達と老化の 理解A |
介護総合演習Ⅱ | ||
| 4限目 (14:50~16:20) |
基礎科目演習 | 基礎科目演習 | 基礎科目演習 | 認知症の理解A | 基礎科目演習 |
在学生にインタビュー
介護福祉学科 在学生
山本 凜太朗
学 歴:熊本中央高校卒業
この学院に入ったきっかけは?
祖父母の身の回りの手伝いをしていた経験から、高校は福祉リビングコースに進学しました。そこでは地域の高齢者の方々のためにレクレーションを行ったり、コミュニケーションを図るなどの介護に触れてきました。また、お世話になっている理学療法士の方が学院の卒業生だったので話を聞きオープンキャンパスに参加してみたところ、設備も充実しているこの学校なら将来の夢を叶えられると思いました。
勉強について
専門的な知識を学び、しっかり覚えるのは大変なことですが、新しい知識が増える度に介護への理解が深まります。また座学・技術共に、理解ができるまで先生方が分かりやすく指導してくださるので、とても良い環境だと思います。
これから介護福祉士を目指す人へ
介護は“ きつい” というイメージがあるかと思います。もちろん大変なこともありますが、利用者様からの「ありがとう」という言葉 は何より嬉しく、その言葉を聞くことがやりがいだとおっしゃる介護福祉士の方々がたくさんいらっしゃいます。介護について最大限に学べるこの学院で、共に介護福祉士を目指しませんか?
卒業生からのメッセージ
介護福祉学科 卒業生(2023年度)
吉田 拓未
学 歴:御船高校卒業
勤務先:特別養護老人ホーム 桜の丘
現在、特別養護老人ホーム桜の丘で介護福祉士として勤務しています。
桜の丘ではノーリフティングケア「抱え上げない介護」を徹底されており、リフトやスタンディングマシン、スライディングボードなどを積極的に活用し、介護を受ける方の緊張を防ぐとともに、介護をする側の身体的負担も軽減し、双方にとって安全・安心な介護を目指しています。
また、詳細な記録を基に「食事」「水分」「排泄」「服薬」「睡眠」など利用者様個々の健康状態や生活を総合的に把握してケアを行っています。入職後はこの学校で学んだ知識を介護の実際と関連付けながらケアを行うことで細かい気付きができ、様々な対応方法の習得など学ぶことが多く、大変やりがいを感じています。
学院在籍時には座学に加え、実技演習や施設での実習もあり、介護現場で必要な知識や技術をしっかりと身につけることができました。その他「手話」「点字」「エステティックケア」など実際に現場で役立つ分野を幅広く学べました。
学生生活の2年間は大変な事もいろいろありましたが、実習や就職活動、国家試験で悩んでいる時など親身になって話を聞き、支えて頂いた先生方には感謝しています。
たくさんの方々に介護の魅力を知っていただけるよう、学びを深め、介護福祉士を目指して頑張ってください!
介護福祉学科限定の支援制度
熊本県介護福祉士等 修学資金貸与制度
- 【対象者】 介護福祉学科
- 【貸付限度額】 月額50,000円
- 【入学準備金】 200,000円
- 【就職準備金】 200,000円
- 【国家試験対策費用】 40,000円
- 【生活費加算】
生活保護受給世帯、またはそれに準じる世帯対象
資格取得後1年以内に熊本県内で就職し、継続して5年間(過疎地域は3年間)介護業務に従事した場合、返還が免除されます。詳細は、熊本県社会福祉協議会までお問い合わせください。
離職者等再就職訓練 介護福祉士養成科の受け入れ
- 【対象者】 介護福祉学科
例年、熊本県立熊本高等技術専門校から、離職者の方を対象とした委託訓練生を受け入れています。国の政策による、資格を取って再就職に臨みたい方に対しての支援プログラムです。2年間の訓練で介護福祉士国家試験受験資格を取得し、国家試験に合格した上で介護福祉士として再就職を図ることを目的とした職業訓練ですので、本学院への学納金は無料(但し教科書・実習服等は個人負担)となります。詳細は、熊本県立熊本高等技術専門校またはハローワークにお問い合わせ下さい。
アドミッション・ポリシー
入学者受け入れ方針
世界に類を見ない日本の少子高齢化社会で、様々な障がいや高齢により生活支援が必要になった人でも自立した幸せな暮らしが継続できるように、専門的な知識や技術、人間愛を通して人生の最後まで寄り添っていく専門職が介護福祉士の役割です。こうした人財を養成し、地域や世界へと送り出していくために、次のような学生の入学を求めています。
- 1)介護福祉に対し想いを持ち、地域社会における福祉・保健・医療に貢献したいと考えている人。
- 2)介護福祉士の資格を取得して、様々な現場で専門的な支援を目指している人
- 3)他者を尊重し、助け合う姿勢や物事に対し自主的に取り組み、行動力のある人
カリキュラム・ポリシー
教育課程の編成・実施方針
地域社会で活躍できる介護福祉士の専門能力を身につけるために、介護福祉士養成科目の「人間と社会」「介護」「こころとからだのしくみ」「医療的ケア」の4つの領域を設定する。
- 1)介護を必要とする者に対する全人的な理解や尊厳の保持、介護実践の基盤となる教養、総合的な判断力、および豊かな人間性を涵養するための「人間と社会」をおく。
- 2)介護福祉士として適切な介護の実践ができるようにするための生活支援技術等に関する知識や技術を学ぶ「介護」を置き、早期に介護実習を経験する。
- 3)介護福祉士に必要な、医学、看護、リハビリテーション、心理等の諸分野にわたる介護をバックアップする知識を学ぶ「こころとからだ」をおく。
- 4)介護福祉士に必要な、医療職との連携のもとで、医療的ケアを安全・適切に実践できるよう、必要な知識・技術を修得する「医療的ケア」をおく。
- 5)介護福祉に関連する資格として、福祉住環境コーディネーター、認知症ライフパートナー等を取得するための学びを課程外にて受験対策として設定する。
ディプロマ・ポリシー
卒業認定に関する方針
- 1)こころ豊かな人間性を養い、専門職である介護福祉士として知識と技術を兼ね備えた介護プロフェショナルとして働ける力を習得すること。
- 2)あらゆる介護場面に必要とされる円滑なコミュニケーション能力を身につけ、多職種協働によるチームアプローチの的確な記録・記述の方法を身につけること。
- 3)他者に共感でき、相手の立場に立って考えられる姿勢を身につけ、問題解決能力を養い、どのような事態に遭遇しても的確な対応ができる能力を身につけること。